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Word2010の使い方
Word2010の文字・段落・ページ書式設定

文字の書式設定(フォント)【3】

文字の書式設定(フォントメニューの解説 ― その3)

引き続きフォントメニューの解説です。
「その2」では「取り消し線」「下付き文字」「上付き文字」「書式のクリア」「文字の効果」「蛍光ペンの色」について紹介しました。ことらでは「フォントの色」から解説していきます。

<記事内メニュー>
フォントの色
文字種の変換
フォントの拡大
フォントの縮小
文字の網掛け
囲い文字

フォントの色

選択した文字の色を変更します。
「テーマの色」「標準の色」「その他の色」「グラデーション」のメニューから色を変更します。

1.文字を選択して、「フォントの色」の「▼」ボタンをクリックします。
今回は「テーマの色」から「濃い青」を選択します。

3.「その他の色」では多くの色種から選択できたり、ユーザーが色をつくったりすることができます。

4.また「フォントの色」では「グラデーション」を簡単につけることができます。グラデーションする方向をプレビュー一覧から選択します。今回は「濃色のバリエーション」の「下方向」を選択します。

文字種の変換

選択した文字の種類を変更します。
「文の先頭文字を大文字にする」「すべて小文字にする」「すべて大文字にする」「各単語の先頭文字を大文字にする」「大文字と小文字を入れ替える」「半角」「全角」「カタカナ」「ひらがな」といったメニューがあります。
※漢字には適用できないものばかりです。アルファベットやひらがな・カタカナが対象です。

1.文字を選択し「文字種の変換」をクリックすると、変換メニューがでますので、今回は「すべて小文字にする」を選択します。

2.選択した大文字アルファベットがすべて小文字になりました。

フォントの拡大(「Ctrl」+「>」)

選択した文字をクリック毎に1ptずつ大きくします(※10ptの次は10.5pt)。

フォントの縮小(「Ctrl」+「<」)

選択した文字をクリック毎に1ptずつ小さくします(※10ptの次は10.5pt)。

文字の網掛け

選択した文字に網掛けをつけます。

1.文字を選択し、「文字の網掛け」をクリックします。薄いグレー色の背景がつきます。

2.網掛けは背景色や種類などを変更できますが、このボタンの「文字の網掛け」はこのグレー色のみで変更することができません。

囲い文字

テキストを○・□・◇・△で囲みます。
選択した文字を囲んだり、マル秘やマル特などの作成が出来ます。

1.「マル秘」をつくってみます。「囲い文字」をクリックします。

2.「囲い文字」画面がでますので、「スタイル」から「文字のサイズを合わせる」を選択し、「囲い文字」

3.「マル秘」文字ができました。

以上、「フォント」メニュー内の機能を3ページに分割して紹介してきました。詳細を省いて説明している機能もありますが、基本は全ておさえていると思います。さらに突っ込んだ設定のできる「フォント ダイアログボックス(ショートカットキー「Ctrl」+「D」)もありますが、こちらは別の機会に紹介できたらと思います(その2 取り消し線の項で少し触れました)。

フォントメニューは文字を選択した際にでるポップアップに含まれている機能が多いですので、わざわざリボンまでポインタを移動する手間も省けます。それだけよく使う機能が含まれていると言うことですね。